読みました。印象に残った言葉を覚書しておきます。
印象に残った言葉
『黄金に愛される七つ道具』
『「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』
バビロンの大富豪アルカドの教えは、お金との付き合い方の原則なので、大いに納得しました。
それに加えて印象に残ったのは、アルカドの教えを実践し、その後のバビロニアの発展に貢献した主人公バンシルが「なぜお金持ちになった後も働いているのか?」という問いに答える場面での、次の言葉たちです。
働くとは、与えてくれた友人や親や師に恩を返すこと
その人自身に何かを返すことも大切だけれど、与えてもらった知恵や想いを、働くことでほかの人に返すこと、それが働く意義なのかもしれません。
バンシルにとっては、それはバビロニアを発展させることでした。
誰かの何かの役に立つことが、恩返しになる。
これを『恩返し』ではなく『恩送り』と呼ぶ人もいますね。
人に感謝される仕事をすることに意味がある
親も恩師もお金もすべてを失ったバンシルがしたこと。
それは、目の前にある仕事に、懸命に取り組むこと。
バンシルは武器職人です。お客さんがどんな剣を求めているのか、何に使う刃物なのかを想像しながら、一つ一つ丁寧に作り上げました。
そうすると、仕上がった商品は質の良いものになり、お客さんはそれに見合ったお金を支払ってくれます。何より、感謝してくれます。そうしてその働きが次の仕事に繋がるのです。
また、お客さんに感謝されることで自分の心までもが満たされます。
お客さんのためにならないことであれば、心は満たされない。そんな仕事には働く意味もなかなか見いだせないと思います。
物語の中では『お金はおまけ』とも語られていました。
お金を稼ぐのももちろん大切なことですが、感謝される仕事をすることで心が満たされる。そのために人は仕事をするのだと、気づかされた気がします。
誰かの役に立つこと。相手はお客さんでも、同僚でも、家族でも、誰でもいいと思います。感謝される仕事をしたいと思いました。そうして自分自身の心が満たされていれば、きっと充実した日々が送れると信じています!
それと、自分自身も感謝を忘れずに・・・。
今手にしているお金も、誰かが働いてくれたおかげで巡り巡って自分の手元に渡ってきたもの。
それを忘れずに・・・感謝!!
おまけ
オリエンタルラジオ中田さん(YouTuber中田さん??)のYouTube大学でも紹介されています。アルカドの教えが大変分かりやすく解説されていました!
『漫画バビロン大富豪の教え
~「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則~』
ご一読ください☆
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